みなさんは強すぎる責任感によって、ストレスが溜まりやすいと思ったことはありますか?
「期日までに必ず作業を終わらせなくてはいけない。」
「顧客の高い要求に応えなくてはいけない。」
「プロジェクトを必ず成功させなくてはいけない。」
特に、管理職など仕事をリードするポジションの方は上記のような意識を持っていると思います。
誰でもある程度の責任感はありますが、成果を出す意識が高くなり過ぎると精神衛生的によくない場合もありますよね。
私自身も以前は、仕事を完璧にこなしたいと考えていました。今思えばですが、上司や顧客から怒られたくない、という気持ちだけで仕事をしていた気がします。
今回は、責任感が強くストレスを抱えている人に向けて、気が楽になる方法をお伝えします。
1. 世の中にそこまで重要な仕事は存在ない
「責任を持って仕事をしなくてはいけない。」
確かにその通りですね。自分の仕事は途中で投げ出さず最後まで責任を持つ必要があります。
でも、待って下さい。
その責任がある仕事って、そもそもどれだけ重要な仕事なのでしょうか?
例えば、あなたが1週間または1ヶ月程度病気で休んだとして、会社は倒産してしまうほどあなたの仕事は重要なのでしょうか?
そんなことないですよね?
多分、あなたが仕事を休んでも会社の経営が傾くようなことはありません。
或いは、必ずあなたの代わりの人間がカバー出来るようなっているはずです。(カバーできなければ、会社の体制が問題なだけであなたの問題ではない。)
会社からお金をもらっている以上、会社での存在価値を出すという視点は必要かもしれません。
ですが、事実としてあなたの仕事はあなたが思っているよりも、重要な仕事ではないんですよ。
2. 世の中に完璧な仕事など存在しない
「毎日上司からのプレッシャーで気が滅入る・・・。」
「顧客の理不尽な要求に耐えられない・・・。」
仕事をしていれば、高度な要求を受けることが多くあるでしょう。その要求に答えられない場合には、
「自分はなんて能力の低い人間なんだ。」
「◯◯さんのようなスキルがあればいいのになぁ。」
などなど、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。
この考え方も要注意です。ちょっと考えて見て下さい。
仮にあなたが完璧に仕事をこなせる人だとしたら、上司や顧客のプレッシャーは緩和されるのでしょうか?
むしろもっともっと高いレベルで仕事を要求してくると想像できませんか?
要するに、仕事に上限ないんです。完璧な仕事など存在しないのです。
ですから、あなたはあなたが出来ることを精一杯やれば、それで十分です。
ここでポイントとして、100%の力を出し切ってはいけません。
ストレスを溜めて余計な気を使ってしまい、無理な要求に残業で応えていては体が壊れてしまうに決まっていますから。
完璧な仕事を目指さず、70点くらいの成果で満足する。それが仕事を継続することのコツのように思います。
ここまで呼んで頂きまして有難うございました。
責任感が強すぎてストレスを溜めている方の参考になれば幸いです。
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