昆虫採集のシーズンです。
お子様にカブトムシやクワガタ採集を体験させてあげたいですよね。
一方で昆虫採集の経験がない方も多いと思います。
今回は初心者のパパ・ママに向けて、樹液レストランの探し方をご紹介します。
必要な心構え(完璧精神論です。)
最初にハードルを上げてしまいますが、昆虫が多く集まる場所をすぐに見つけることが難しいです。
私自身、幼少期は都心で育ったこともあり、昆虫採集の経験がゼロでした。
5年位前から夏シーズンになると休日早く起きて子供と昆虫を探しています。当初は全く昆虫が採れず、ご近所さんから教えてもらった場所を探しまくった結果、やっとカブトムシ1匹が取れた程度です。1シーズンで1匹・・・。
それでも、昆虫ショップで購入するのではなく、自分で昆虫を採れた時の子供の感動した姿(自分も感動したわけですけど)は格別でした。
ですので、根気よく色々な場所に足を運ぶ姿勢がけっこう重要だと思います。
初めはそんなに期待せずに虫を探しにいく位のメンタリティでいた方がいいでしょう。
樹液レストランの探し方
単に木々を見ているだけで簡単に昆虫が見つかるわけではありません。
カブトムシやクワガタが集まる木を探すことは、樹液が出ている木を探すことでもあります。つまり、樹液レストランを探す必要があるわけです。
ここから樹液の出ている木の見つけ方をご紹介します。
その1 ツーンとした臭いを嗅ぎ分ける
基本的にはクヌギやコナラの木にカブトムシやクワガタが集まりやすいです。表面がゴツゴツした分厚い樹皮は樹液が濃厚なので、その甘い樹液の臭いに誘われて昆虫が集まってきます。
樹液は発酵すると鼻にツーンとくる強烈な臭いを発します。この臭いを嗅ぎ分けることができると、採集ポイントが探しやすくなります。
その2 蜂や蛾が飛んでいる木を見つける
蜂や蛾を発見できれば、樹液レストランが近くにあるかもしれません。(彼らも樹液が大好きなのです。)
蜂が飛んでいる音や蛾のヒラヒラした動きに気付くことができたら、その周辺を探索してみましょう。
ただし、スズメバチは危険です。あくまで遠くから樹液レストランのポイントを覗き込む程度にして、次回、スズメバチがいないことが確認して採集を行ってください。
その3 昆虫の死骸があるか
弱肉強食な昆虫世界。木の上での戦いに破れた昆虫たちが地面に落ちている場合が多くあります。雑木林や河川敷でカブトムシやクワガタの死骸を見つけた場合は、近くに樹液レストランがあるかもしれません。
その4 散歩してる人に教えてもらう
個人的には、これが最強の方法と考えています。
雑木林や河川敷を散歩しているおじいちゃんおばあちゃん。彼らの中には昆虫が集まる木を熟知している方は少なくありません。「あっちの方でカブトムシいたよ。」とか、「ここは最近クワガタがでなくなったよ。」等の貴重な情報を教えてくれるのです。
通りすがりの散歩してる人に挨拶をした上で、昆虫の場所を教えてもらえることができれば積極的に話を聞くようにしましょう。
私の経験では、あるおじいちゃんがカブトムシの木まで案内してくれたことがありました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
昆虫探しに奮闘しているパパやママの参考になれば幸いです。
ではでは~。
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