サラリーマンをしていれば、会社を辞めたくて仕方がない苦しい時期を経験する人が多いと思います。
「上司から毎日厳しい叱責を受けていて、精神的にもう限界・・・。」
「社内や組織間の派閥政治に巻き込まれて、気遣いばかりして疲弊している・・・。」
「人員不足のために毎晩遅くまで残業ばかりで、プライベートの時間がとれない・・・。」
「新しい仕事を任せてもらえず、やりがいや成長を感じることができない・・・。」
などなど、会社を辞めてしまいたくなる原因は本当にたくさんあります。
精神的身体的に疲弊しながら仕事を続けていると、必ず心のどこかでストレスがたまりますね。
「お金をもらっているわけだし、仕事なので仕方ない。」と我慢してしまいがちですが、心の奥の悲鳴に対して蓋をし続けていると、必ずどこかで爆発してしまいます。
もし、あなたが会社を辞めたい気持ちを強くもっていて、モヤモヤしている状態が続いているならば、次のようなことを試してみるといいかもしれません。
「我慢すること」を止めてみること。
ストレスが溜まりすぎて、もう会社を辞めてしまいたい!と考えることは自然だと思います。
一方で、辞める前にトライしてみるべきこと。それは「我慢することを止める」ということです。
どうせ辞めてしまう会社であれば、現在あなたが背負っているストレスの原因を全て放棄してしまってもいいのではないでしょうか。
あなたが抱えている原因がどうであれ、我慢することを辞めるとかなりスッキリしますよ。
「困っていること」を周囲に相談すること。
仕事上で困っていること。つまり、悩んでいることをしっかりと職場の誰かに相談できていますか?
「職場の上司や同僚もみんな忙しいし、仕事と関係ない話なんて相談出来るわけがない・・・。」
「周囲のメンバーもみんな我慢しているし、自分だけが苦しいなんてみんなに言えない・・・。」
「自分の能力やスキルが不足しているからいけないんだ・・・。」
このように誰かに相談することを諦めていませんか?
上司がストレスの原因であれば、先輩や同僚に上司との向き合い方を相談してみるべきですよ。
世の中には勤務時間中に周りの人と話をすることを禁止するような職場もあるようですね。
そういう職場であれば迷いなく(笑)辞めてもいいですが、職場には必ず隠れた「良い人」が存在するものです。積極的にコミュニケーションを取り、自分の抱える問題を相談してみましょう。
休暇を取ること。(難しくても、強引に取ること。)
仕事で精神的に追い詰められた時は、本当に苦しいですよね。
夜寝る前も翌日の仕事の不安でゆっくりできない・・・。
朝起きても、緊張状態がつづき、会社に行きたくない・・・。
いったい自分はなぜこんな楽しくない仕事のために、会社に行くのだろう・・・。
いくらお金のためでも、割に合わないのではないか・・・。
そう考えるのも仕方ないです。
客観的に見て、ストレスが蓄積された状態で、いいパフォーマンスが出るはずはないんですよ。
ですから、休暇を取ってリフレッシュすることが一番です。是非、休みましょう。
一方で、業務が多忙でなかなか休むことが出来ない人もいるでしょう。
責任感が強い人ほど、自分が休むことで周りに迷惑がかかることを心配します。
でも、どうせ辞めるんだからいいじゃないです。(笑)
疲れた時は強引にでも休むことです。
ストレスの原因に立ち向かうこと。
上でも書きましたが、我慢はよくありません。
会社を辞めたいほど我慢が必要な原因はいったい何なのでしょうか。
理不尽に叱責してくる上司。
必要以上に成果を求めてくる顧客。
コミュニケーションを取ろうとせず、何でも人任せにする職場。
もし、ストレスの原因が明確なのであれば、その問題に立ち向かうのも手です。
嫌なことにはNOを、出来ないことにはNOを言うのです。
例えば、上司の叱責に我慢できないのであれば、「◯◯さん(上司)の話は理解できるが、言い方を変えてもらいたい。その言い方だと私はモチベーションを維持できない。」とはっきり伝えましょう。
上司は怒ってしまうかもしれませんが、どうせ辞めるんだからいいじゃないですか。
本当に会社を辞めてしまう前に、「我慢することを止める」ということを意識するだけで、自分が思ってもみなかった状況に改善されることもあります。
是非試してみてくださいね。
もちろん、会社を辞めることを真剣に考えるのであれば、転職活動の準備も忘れずに!
ではでは。
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