男性の皆さん、職場において女性社員と十分にコミュニケーションが取れていますか?
「女性社員と上手くコミュニケーションが取れない!」と悩まれている方は多いですよね。
学生時代であればそこまで意識しなくてもよかったのですが、社会人となれば色々な立場や価値観を持つ方がいます。
特に、近年は企業内でコンプライアンス(法令遵守)が重視され、セクハラやモラハラ予防を過剰に意識し過ぎた結果、男女間でコミュニケーションが取りにくい状況が生まれているようです。
私自身、仕事上で「女性社員とのコミュニケーションを向上すれば、もっと成果が上がるのに・・・。」と思う機会が過去によくありました。
相当な「話し上手」ではない限り、誰でも一度は男女間のコミュニケーションの難しさを感じたことがあるのではないでしょうか。
そこで今回は、「女性社員とのコミュニケーションを向上させる4つのヒント」についてお話します。
女性のコミュニケーションとは
結論から言えば、女性と男性のコミュニケーションは根本的に異なると考えうべきでしょう。
私は以前女性の同僚と一緒に働いたことがあり、仕事上で伝え方や依頼の仕方等において試行錯誤した経験があります。
この経験をもとに、女性社員とのコミュニケーションを向上させるために必要なヒントを以下4つにまとめてみました。
- 「共感」を示すこと。
- 話を纏めないこと。
- 不要なお節介を焼かないこと。
- 女性の変化に気づくこと。
1. 「共感」を示すこと。
職場にいる女性社員同士のよくある会話を思い出してみてください。
打ち合わせやランチの会話において、彼女たちの特徴を知ることでそもそも男女のコミュニケーションの違いがわかります。
まず、女性同士の何気ない会話を見てみましょう。
A子さん
B子さん
A子さん
B子さん
この会話を見ればわかるように、女性は会話中に非常に「共感」を好みます。
当たり障りのない会話ですが、共感することで集団(特に女性グループ内)から離れることがないように適度な仲間意識を維持しているのです。
会話の中で共感を示すことにより、女性社員に仲間意識を持ってもらいましょう。
チームワークの向上が期待できます。
2. 話を纏めないこと。
一方、男性の会話を見てみましょう。
C子さん
D男くん
C子さん
D男くん
これではいけませんね、あなたにも心当たりがありませんか?
男性は「要するに」「つまり」「結局」などの「まとめ用語」を使う傾向が強いのです。
論理的に話すことはビジネスでは必要ですが、相手の話を「聞くこと」を疎かにすると女性はうんざりしてしまいます。
ですので女性の会話をよく聞きましょう。
「この人は話を聞いてくれる」と信頼を得られれば、仕事上でも色々な情報やアドバイスをもらえるかもしれませんよ。
3. 不要なお節介を焼かないこと。
仕事上で、女性社員に気を使ってしまうことがありませんか?
男性にとっては女性をサポートしたいという「ジェントルマン意識」が働くのは自然ですよね。
男性であれば、誰だって格好いい所を見せたい気持ちがあるでしょう。(私も大ありです。)
一方で、自立した女性にとっては「おせっかい」と受け取られたり、自尊心が傷つけられたと勘違いされる危険性もあることも知っておきましょう。
次のケースは職場で見られる「悪い例」です。
<よくある悪いケース>
- 今日が期限の仕事なのに、もう夜が遅いという理由で期限を延ばしてあげる。
- 自分の作業が早く終わったという流れで、女性社員が責任を持つ仕事を手伝ってあげる。
- 男性が多い職場の場合、女性だけ飲み会を少ない金額にする。
- 人事評価のときに、少しチェックが甘くなる。
古い職場では上のようなケースは今の時代減ってきていますが、そもそも「助けてあげる」という上からの視点は昭和の男女差別のなごり意識です。
すぐに捨ててしまったほうがよいかもしれません。
4. 女性の変化に気づくこと。
女性社員がいると、職場の雰囲気はかなり明るくなりますよね。
そりゃあ男性だけの職場なんて、つまらないですもんね。
実際、多様性がある職場は会話が活発になります。
特に女性は繊細な視点を持っていることが多く、チームの創造性を高めてくれるかもしれません。
女性との会話を活発化させるためには、女性の「変化に気づく」ことが大切です。
殺伐とした職場では、女性を見るだけでもNGな雰囲気があるかもしれませんが、小さな変化(違い)でいいので本人に伝えてみてください。
鉄板ネタとしては次の3点です。
- 髪型
- 身につけているもの
- 体調(風邪、怪我など)
「何か今日は雰囲気違うけど、髪型変えましたか?」など
「今日は明るめの洋服ですね。」や「スマホ変えました?」など
「今日は体調悪そうだけど、大丈夫?」や「今日は調子良さそうですね。」など
注意点としては、無理に褒めようとしないこと。さり気なく伝えることがポイントです。
記事のまとめ
- 女性は「共感」を好む。男性は話を纏めたがるの傾向があるので注意。
- 自立した女性にお節介は不要。女性の変化に気づき、一言伝える。
参考書籍
女性社員と上手にコミュニケーションを取るための参考にどうぞ。
ここまで読んで頂き有難うございました。
以上、是非職場でトライしてみてください。
ではでは〜。
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