社員のやる気を引き出す!リーダーに必要な5つのこと

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みなさんは会社で部下や後輩のやる気を引き出せていますか?組織全体で最高のアウトプットを出すためには、職場メンバーのモチベーションを高めなければいけません。

わたし自身、会社の様々なプロジェクトでリーダーを任されるようになり、多くのメンバーと接してきました。まだまだ試行錯誤な部分もありますが、一つ言えることは、「部下のモチベーションを下げてしまう原因がリーダーにある」という事です。

今回は「部下のモチベーション管理に悩むリーダーの方」向けに、部下のやる気を引き出すためにリーダーが必要な要素についてお伝えします。

社内のリーダーの方の参考にされば幸いです。

リーダーの準備

社員のやる気を引き出すためには、以下2点の重要な大前提があります。

1. チームやプロジェクトの目的が明確であり、達成可能であること

そもそもチームやプロジェクトの目的(達成すべき目標)は明確でなくてはいけませんね。また、達成可能でなければ無駄に残業ばかりなんてことになりかねません。リーダーはまず仕事の目的を伝えることから始めましょう。

2. リーダーとして目標を達成する覚悟があること

「覚悟」はリーダーにとって必要な要素です。ここで注意すべきはネガティブな「覚悟」を持ってはいけません。「もうどうにでもなれ!」みたいな感覚ではなく、「優秀なメンバーが揃っているのだから、間違いなく上手くいく」というポジティブな姿勢で覚悟を持ちましょう。

リーダーとして必要な5つのこと。

1. 部下のパフォーマンスを賞賛する。

人が成果を出した時、褒められて嬉しくない人はいないでしょう。たとえ小さな成果であっても、リーダーは見逃さずに部下を賞賛すべきです。賞賛されることで部下のやる気が上がるだけではなく、あなたと部下の信頼関係がより強固なものになります。

2. 人の見えない所で叱る。

仕事以外の理由で部下のパフォーマンスが落ちることもあるでしょう。部下のミスを叱る時の注意点として、次の点が挙げられます。

公の前で叱ってはいけない

部下の視点に立てば、周りの人の前で上司に怒られるのはすごく恥ずかしいですよね。怒られた理由より、恥をかかされたわだかまりだけが残ってしまいます。

期待の意を込める

口頭で叱ったり、注意した後は話の終え方が重要です。まず、部下への期待の言葉を添えましょう。「君の能力はこんなものではないはずだ。」と。そして、組織にとって部下の力が必要であることを示しましょう。誰でも必要とされて悪い気分になることはありません。

3. 過去の自分と部下の能力を比較しない。

リーダーのあなたも昔は部下だったはずです。部下が成果を出せない時に、昔のあなたと今の部下の能力を比較してしまうかもしれません。「昔の俺は今の奴らよりももっとバリバリ仕事してたぜ。」と。しかしそのような比較は時間の無駄です。リーダーの役割は部下の長所を引き出すこと。人間の能力や性格は一長一短であり短所が長所に変わりビジネスで成果を出す場合もあるのです。

4. 優先度を明確にして仕事を減らす。

リーダーは日々、多くの課題解決や決断に迫られます。その一つ一つに真面目に対処していけば時間も体力もすぐに限界に近づくでしょう。そうならないために次の2つの重要な点があります。

1. 厳しい優先度の基準を作る。

あなたにとって優先度の高い仕事はどのようなものでしょうか?顧客に関わる仕事、経営幹部に報告する仕事?など色々あると思いますが、大切なことはより厳しく、明確な優先基準を作ることです。

2. 部下を信頼し、仕事を任せる。

1で設定した優先付けによりあなたの行うべき作業は絞られました。それ以外の作業は思い切って部下に任せてしまいしょう。部下に仕事を任せる時のポイントは信頼しきることです。もし部下が上手くできなくても、あなたの作業は大幅に削減されているはずなのでリスク管理はできているはずです。

5. 部下の声に耳を傾ける。

部下から相談を受けた時に、あなたはどのようなアドバイスを行いますか?適切にアドバイスするのは案外難しいものであり、そもそもあなたの経験やスキルを超えている事柄が多いかもしれません。例えば、部下がキャリアチェンジするかどうかで悩んでいる時、答えは部下の言葉の中に隠されている場合が多いです。上司としては部下の声に耳を傾け、本音を聞き出すことに注力した方がよいでしょう。部下が納得感を持って仕事をすることが、組織にとっても一番いい良い結果をもたらすのですから。

 

ここまで部下のやる気を引き出す5つのことを伝えてきました。リーダーとして、自分の行動を振り返ってみてはいかがでしょうか。

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